小惑星探査機「はやぶさ」
「はやぶさ」人気で宇宙予算再検討 仕分け軌道修正
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100615/stt1006152312009-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100615/stt1006152312009-n2.htm
「はやぶさ」人気で宇宙予算再検討 仕分け軌道修正
2010.6.15 23:02、産経新聞
7年間の宇宙の旅を経て13日に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」について、蓮舫行政刷新担当相は15日の記者会見で、はやぶさ後継機を含む宇宙開発予算の削減を求めた昨年11月の事業仕分け判定を再検討する考えを示した。あまりの“はやぶさ人気”に配慮した形だが、蓮舫行政刷新相は仕分け人として知られる。識者からは「成果だけをみて見直しとは…」と、科学技術全般への姿勢を問う声が上がっている。
蓮舫行政刷新相は会見で、宇宙開発予算の仕分けについて、「何が何でも守るべきものではない。いま一度、議論の流れを確認している」と述べた。
はやぶさの後継機となる「はやぶさ2(仮称)」の開発は、文部科学省が平成22年度予算で約17億円を概算要求したが、民主党への政権交代に伴う歳出見直しで5000万円に減額。さらに、昨年11月の事業仕分けで3000万円にまで縮減された。
しかし、はやぶさが幾多のトラブルを乗り越え、帰還の途に着くと、けなげな姿に全国で人気が沸騰。はやぶさは13日に無事帰還し、自身は燃え尽きながらもオーストラリア南部に小惑星「イトカワ」の土壌が含まれる可能性があるカプセルを投下し、回収された。
この快挙に、予算を減額したはずの民主党政権も大喜び。菅直人首相は「日本の技術を世界にアピールし、励みを与えた」と絶賛し、仙谷由人官房長官も「幾多の困難を乗り越えて勇気や夢、希望を与えてくれた。世界に冠たる快挙を喜びたい」とたたえた。
ただ、関係者からは予算を切り詰めた民主党・事業仕分けと、はやぶさの成果との整合性に疑問の声が上がっていた。
川端達夫文部科学相も15日の閣議後の記者会見で、23年度のはやぶさ2の開発予算を概算要求で増額する考えを示唆。22年度の減額の経緯を「はやぶさがどうなるか若干の不安があった。結果を見ながら考えようということだった」と説明した。
仕分けの再検討について、科学技術開発に詳しい角南(すなみ)篤・政策研究大学院大学准教授は「予算削減の見直し自体はいいことだが、『みんながすごいと言ったから見直す』では困る」と批判。「科学者が成果を出すには膨大な試行錯誤が伴う。成果だけで判断するのでは、科学者の挑戦への気骨、矜持(きょうじ)を踏みにじっていないか」と疑問を呈する。
回収されたカプセルにイトカワの土壌が含まれているかはまだ分かっていないが、角南准教授は「採取できていなかったら今回の偉業は無駄なのか。国家全体で資源配分をどうするか、科学技術をどう位置づけるかという視点で科学プロジェクトを精査すべきだ」と要望している。
>7年間の宇宙の旅を経て13日に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」について、蓮舫行政刷新担当相は15日の記者会見で、はやぶさ後継機を含む宇宙開発予算の削減を求めた昨年11月の事業仕分け判定を再検討する考えを示した。
事業仕分けが如何にいい加減なものかを証明している。
>はやぶさの後継機となる「はやぶさ2(仮称)」の開発は、文部科学省が平成22年度予算で約17億円を概算要求したが、民主党への政権交代に伴う歳出見直しで5000万円に減額。さらに、昨年11月の事業仕分けで3000万円にまで縮減された。
3000万円では「はやぶさ2」の開発は無理だから、これは民主党政権が『「はやぶさ2」の開発なんてやめろ」と言っていたことを意味する。
――――――――
8兆9547億円 男女共同参画予算中の高齢者向け予算(2005年度、概算要求)
5兆9462億円 道路特定財源(国と地方の合計、2001年度)
4兆8563億円 防衛関係費(2005年度概算要求)
3兆5780億円 アメリカの宇宙関係予算
3兆1280億円 りそな銀行に投入された公的資金
2兆4045億円 生活保護支出(2003年度)
1兆6743億円 男女共同参画等向け予算(2005年度、概算要求)
1兆4400億円 東京アクアライン建設予算
1兆3600億円 全国の朝銀信組に投入された日本の公的資金(1998年~2002年)
8200億円 瀬戸大橋建設費
7000億円 道路特定財源余剰金(2007年度)
6724億円 NHKの予算(2005年度)
6216億円 欧州の宇宙関係予算
6074億円 食料安定供給関係費(2007年度概算要求)
5000億円 明石海峡大橋建設費
2845億円 日本の宇宙関係予算 ←――――――――ここ!!
2273億円 支那への日本のODA(2000年度)
1625億円 中小企業対策費(2007年度概算要求)
1212億円 支那への日本のODA(2002年度)
453億円 会計検査院による2005年度の税金の無駄遣い総額
357億円 映画「スパイダーマン3」の制作費
240億円 映画「タイタニック」の制作費
200億円 映画「アルマゲドン」の制作費
144億円 映画「エヴァンゲリオン」実写版の制作費
138億円 衆議院赤坂議員宿舎総工費
127億円 はやぶさ本体の開発費 ←―――――――ここ!!
0.3億円 「はやぶさ2」予算 ←―――――――ここ!!
0.14億円 事業仕分けの机の購入費
――――――――
>川端達夫文部科学相も15日の閣議後の記者会見で、23年度のはやぶさ2の開発予算を概算要求で増額する考えを示唆。22年度の減額の経緯を「はやぶさがどうなるか若干の不安があった。結果を見ながら考えようということだった」と説明した。
「結果を見ながら考えよう」というのは、宇宙開発の根本的な意義や必要性を全く理解していないということ。
宇宙開発の意義や必要性を認識していれば、「結果を見ながら考えよう」などということにはならない。
文部科学大臣でこの程度だから、目先のことしか考えていない卑しい仕分け人など全く何も考えていない。
(参考)
―――――――
http://net-news-jp.jugem.jp/?eid=839
蓮舫・はやぶさを意味のないプロゼクト、無能研究員だと批判
***蓮舫がよく言うは。はやぶさを多数の国民が注視している。国内だけだけではなく。世界のロケット開発者が、天門学者が、探査機の優秀さ、高度で精密な誘導技術に大きな期待をもって、見守っている。はやぶさの偉業は、蓮舫なんかにわかるはずがないだろうw---
蓮舫「で、それが国民の生活にどのような役に立つのですか?具体的にお答え下さい。」
「イオンエンジンの実用化に向けた検証として・・」
蓮舫「具体的にお答え下さい。」
「不況にあえぐ国民に希望を・・」
蓮舫「仕分け対象と致します(キリ)」
蓮舫
・イオンエンジンはすでにNASAやESAの探査機で実用化されており、何も目新しい技術ではありません。
・惑星軌道からのサンプル採取も NASAのジェネシスとスターダストですでに成功しています。
・第一、はやぶさはミネルバ投下やサンプル採取に失敗している上、その原因はいずれもプログラミングのミスというお粗末なものです。
・こんな意義の少ないプロジェクトに150億円も投資し、能力の無いJAXA職員に高給を払い続ける意味は本当にあるのでしょうか? 具体的にお答え下さい。」
―――――――
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
蓮舫行政刷新担当相は15日午前の記者会見で、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還を「偉業は国民全員が誇るべきものだ。世界に向かって大きな発信をした」と高く評価した。
(略)
「仕分け結果を何が何でも守るべきだということではない。国民のさまざまな声やご判断は次期予算編成に当然反映されるべきだ」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100615-00000087-jij-pol
/ ̄ ̄\ ヽ:l'``‐- ,, ,,-‐"´` ヽ:::::::::/
【仕分け時】 \ l:|<●> <●> l::::/l
|:::::: | y | イ/ノ/ はやぶさとか何の役に立つんですか?
. |::::::::::: | l` /、__, )\ / レ_ノ 意義が薄いしJAXAは無能でしょ?
|:::::::::::::: | ヽ { ___ } l::/ 17億円も必要なんですか?
. |:::::::::::::: } ゝ ヽLLLLレ ノ ,仆、 ↓
. ヽ:::::::::::::: } \ "" / | 仕分けの結果、予算を3000万円に減額
ヽ:::::::::: ノ アノ…| T''‐‐''´ \ |
/:::::::::::: く セツメイキイテクダサイ… | |
_ , -r'´⌒⌒`´``ヽ- 、
./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
/:::【帰還時の世評を見て】:::::ヽ
./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::,,,,...,,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
|:::::::::::::/ヾ、 ``ヾ、- 、:::::::::::::::::::::::::::::::|
.|:::::::::/ `ヾ:::::::::::::::::::::::|
.ヾ:::::|´ 今 夏 改 選 ヾ::::::::::::::::::::;|
|:::::| ___ __,,,,,,,,、 \::::::::::::::::| はやぶさは私たちの誇りです!
ヾ::|."''''''''ヽ ::;;:''''´´ |::::::::::,-/
::| r'´●、;. :: .r'´●ヽ |::::,r'´`|
| ` .: .::: ` ´ .|::ノ .ノ/
.| , ::: 、 .|:: ./
.| /、 .__ ノヽ ノ ヽ○
丶ヽ __ ,__ ヽ /:ノ
ヽ ' ヽ´_,_,__,., ̄/ i //
\ ` --- ' /::|
\ ._,/::::::::|~`ヽ.、
. ヽ----r '´
>仕分けの再検討について、科学技術開発に詳しい角南(すなみ)篤・政策研究大学院大学准教授は「予算削減の見直し自体はいいことだが、『みんながすごいと言ったから見直す』では困る」と批判。「科学者が成果を出すには膨大な試行錯誤が伴う。成果だけで判断するのでは、科学者の挑戦への気骨、矜持(きょうじ)を踏みにじっていないか」と疑問を呈する。
>回収されたカプセルにイトカワの土壌が含まれているかはまだ分かっていないが、角南准教授は「採取できていなかったら今回の偉業は無駄なのか。国家全体で資源配分をどうするか、科学技術をどう位置づけるかという視点で科学プロジェクトを精査すべきだ」と要望している。
尤もな指摘だ。
科学の進歩というのは、失敗を積み重ねた上で成功することが多く、失敗したら予算を削減して成功したら予算を増加するという発想は科学技術開発のことを全く理解していない。
成功しないことを理由に予算を削減し続けたら、科学技術開発は悪循環となってしまう。
それに、「はやぶさ」の場合、地球に帰還する前から既に大きな成果を上げていた。
―――――――
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hayabusa/scenario.shtml
●ミッション達成度(500点満点)
【達成!】電気推進エンジン 稼働開始(3台同時運転は世界初)50点
【達成!】電気推進エンジン ある期間(1000時間)稼働100点
【達成!】地球スウィングバイ成功
(電気推進によるスウィングバイは世界初)150点
【達成!】(自律航法に成功して)イトカワとランデブー成功200点
【達成!】イトカワの科学観測成功250点
【達成!】イトカワにタッチダウンしてサンプル採取275点
【達成!】カプセルが地球に帰還、大気圏に再突入して回収400点
イトカワのサンプル入手500点
―――――――
探査機はやぶさが観測した小惑星イトカワ。中央が真横、上から時計回りに真横、右、裏、左からの画像
はやぶさのカプセル無事回収、豪科学者たちも中身に期待
(一部抜粋)
■「おとぎ話のよう」、豪科学者たちも興奮
「彼ら(JAXA)は予定した場所ぴったりに着陸させたよ」。ウーメラ実験場責任者のダグ・ゲリー(Doug Gerrie)博士は、着陸は教科書通りの大成功だったと述べた。
はやぶさは、小惑星イトカワ(Itokawa)の砂のサンプルを採取するため2003年に打ち上げられ、2年後にイトカワに着陸した。イトカワの砂のサンプルが採取できたかどうかはまだ不明だが、仮に採取できていれば、太陽系誕生の謎や惑星形成の過程などを解き明かす手がかりとなり得、さらには未来の小惑星の衝突の防止にも役立つと科学者らは期待を寄せる。
とはいえ、探査機が小惑星に着陸した後地球に帰還に成功したこと自体がすでに人類史上初の快挙。
オーストラリア国立大学(Australian National University)のトレバー・アイルランド(Trevor Ireland)教授は、「もし分析可能なサンプルが採取できたら、それは追加ボーナスだよ。このミッションはすでに驚異的で、まるでおとぎ話のようだった」と語った。
「はやぶさ」は、イオンエンジンの実用化、太陽系誕生の謎や惑星形成の過程などの解明、小惑星の地球への衝突防止、宇宙における資源開発などに役立つと期待されている。
宇宙開発は、純粋な科学探求にとどまらず、様々な産業の発展に役立つ上に防衛力にも転用可能で、将来に向けて重要性が高まっている。
実際に支那は「宇宙軍」の創設を本格化させており、国防・安全保障の観点からも宇宙に関する研究と開発は必要不可欠だ。
http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010061501000607.html
中国「宇宙軍」創設へ本格化 空軍主導で兵士養成も
2010年6月15日 17:46、共同通信
【北京共同】中国人民解放軍が将来の宇宙軍拡競争に備え、空軍と宇宙開発を統合した「空天一体」戦略を策定し「宇宙軍」創設へ向け準備を本格化させていることが分かった。宇宙軍の兵士養成も計画している。中国空軍筋が15日、明らかにした。
中国の宇宙軍構想の概要が明らかになったのは初めて。米国は1985年に宇宙軍を設立したが、2002年に戦略軍に統合され、敵のミサイル攻撃の防御や戦略核兵器などを担当。ロシアも宇宙軍を創設している。
中国政府は有人宇宙船打ち上げなどの宇宙開発の目的を「平和利用」と説明しているが、「制天(宇宙)権」確保へ長期戦略を進めていることが明確になった。
同筋によると、中国軍は04年7月に「空天一体化」と「攻防兼備」の宇宙戦略を策定。近い将来、空軍下に「航空宇宙作戦指揮センター」を設立し、空軍を中心に、将来の宇宙軍のための兵士を養成するという。
(以下略)
支那の有人宇宙船「神舟7号」の打ち上げ前の式典に臨む宇宙飛行士=08年9月25日
■動画
おかえり、はやぶさ〜ありがとう
http://www.youtube.com/watch?v=7g703yWTTQY
【探査機はやぶさ】火の鳥
http://www.youtube.com/watch?v=fqwEcK6nuyo
「はやぶさ」が最後の力で撮影した故郷(地球)の写真=JAXA提供
「無知な連中による人気取りのための事業仕分けに怒り!」
と思う人は、↓クリックお願いします。↓
∧_∧
( ・∀・) よろしく
( ∪ ∪
と__)__)