グラフ：ＭＥＲＳ感染者数と死亡者数 韓国とサウジアラビアの比較（最初の１年間）
NHK「韓国の現時点の致死率１２％。かなり低くなっています。」（正しくは５０％超で中東での致死率より高くなっている）
岡部信彦「韓国は、中東に比べて医療水準が高い」、「韓国では、感染者を徹底的に調べているため軽症者もすべて把握できている。」
http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2015_0616.html
WEB特集
ＭＥＲＳ① 感染に備える
6月16日 23時14分
（一部抜粋）
■致死率４０％ 日本でも？
こうした新しい病気では、致死率も気になります。前回の特集では、ＭＥＲＳの致死率はおおよそ４０％程度とお伝えしました。かなり高い数字です。
これは、中東地域での流行をもとに出された数字ですが、実は、ウイルスの致死率というのは、そのときどきの流行によって大幅に上下します。
実際、韓国だけのデータを見ると現時点の致死率は１２％。今後、死者が増えて上がっていく可能性もありますが、かなり低くなっています。これについて感染症に詳しい川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は、２つの可能性があると指摘しています。
①韓国は、中東に比べて医療水準が高く治療が功を奏している可能性。
②韓国では、感染者を徹底的に調べているため軽症者もすべて把握できていて、重症者しか報告されていないかもしれない中東に比べ、感染者の母数が多くなっていて致死率が下がった可能性です。
＞実際、韓国だけのデータを見ると現時点の致死率は１２％。今後、死者が増えて上がっていく可能性もありますが、かなり低くなっています。
「現時点の致死率は１２％」というのは、大きな誤解を招く報道であり、NHKの虚偽報道と言っても過言ではない。
NHKが主張する「現時点の致死率１２％」は、6月16日時点の死者数19人を感染者数154人で割って算出した数字だ。
19÷154＝12.337％
しかし、ＭＥＲＳ感染者は、感染してすぐに死亡するわけではなく、何日間も「ＭＥＲＳコロナウイルス」と闘った後に死亡する。
6月16日時点の韓国における感染者数は154人で、死者数は19人だが、快復して退院した人数は僅か17人だけであり、残りの118人は現在「ＭＥＲＳコロナウイルス」苦しい闘いをしている真っ最中だ。
現時点での感染者数は154人のうち、生死の結果が出たのは死者19人と退院者（完治した生還者）17人の合計36人のみであり、残り大多数の118人は闘病中であって生死については結果待ちとなっている。
今後、韓国での致死率が１２％よりも高くなることは必至なのだ。
したがって、感染が拡大し始めたばかりの韓国における致死率については、既に結果が出た合計36人を分母として、死者19人を分子として算出しなければならない。
6月16日時点の死者数19人を結果が出た36人で割って算出すると、致死率は52.778％となる。
19÷36＝52.778％
累計感染者 累計死者 累計退院者
９日. 95人 7人 3人
10日 108人 9人 4人
11日 122人 10人 7人
12日 126人 11人 7人
13日 138人 14人 10人
14日 145人 14人 10人
15日 150人 16人 14人
16日 154人 19人 17人
NHKが主張する「実際、韓国だけのデータを見ると現時点の致死率は１２％。今後、死者が増えて上がっていく可能性もありますが、かなり低くなっています。」という説明は、感染が拡大し始めたばかりで大多数が闘病中の韓国については完全なミスリードだ。
今後、韓国での致死率が１２％よりも高くなることは必至なのだから、はっきり言ってNHKの虚偽報道だ！
NHKは韓国におけるＭＥＲＳ感染拡大について当初から矮小化して報道しているので、今回の「致死率」についても矮小化するために意図的に「現時点の致死率１２％。かなり低くなっています。」などとしている。
▼６月２日NHK「ニュースウォッチ９」▼
国立感染症研究所の松山州徳「韓国で感染が広がっているが、今のところ感染のつながりは追えている。患者と接触した人も把握できているので、韓国から日本にウイルスが侵入する可能性は低いと考えられる。」
▼6月8日「NHKニュース７」▼
NHK「日本にウイルスが上陸する可能性は？」
「韓国からは極めて低い」
「中東地域訪れた人がウイルス持ち帰るリスク考える必要」
（韓国より中東のほうが危険）
NHK「韓国訪問、感染可能性は？」
国立感染症研究所の松山州徳室長「誰から誰に広がったか明らかで、隔離されているので」
「町なかで予想外の人が出ていることがない。『問題ない』と言える」
6月8日放送NHKニュース７（画像：ば韓国いい加減にしろ速報）
NHK「韓国への出張や観光での感染考えにくい」
＞これについて感染症に詳しい川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は、２つの可能性があると指摘しています。
＞①韓国は、中東に比べて医療水準が高く治療が功を奏している可能性。
＞②韓国では、感染者を徹底的に調べているため軽症者もすべて把握できていて、重症者しか報告されていないかもしれない中東に比べ、感染者の母数が多くなっていて致死率が下がった可能性です。
ハァ？
「①韓国は、中東に比べて医療水準が高く治療が功を奏している」とか良く言えたものだ！
上述したとおり、6月16日時点の韓国における正確な致死率は52.778％と５０％を超えており、中東における致死率約４０％よりも高くなっており、「韓国は、中東に比べて医療水準が高い」などとは言えない。
上：韓国の最高級医療施設での隔離感染者に対する扱いの様子
下：スロバキア一般病院での韓国感染者に対する扱いの様子
【MERS】 韓国とスロバキアでの感染者の扱いが違い過ぎると韓国民が驚き (写真あり)
サムスンソウル病院
感染した医師が約２週間、隔離されないまま勤務していたことが判明！
「②韓国では、感染者を徹底的に調べているため軽症者もすべて把握できていて、…」というのも、全く根拠のない希望的観測に過ぎない。
http://www.xinhuaxia.jp/social/72101
韓国 ＭＥＲＳ隔離者１３３人、無断で隔離区域を出る－韓国メディア
2015年06月15日 16時24分、xinhuaxia
韓国Ｍｏｎｅｙｔｏｄａｙの１４日付記事では、最近８日間で、韓国で中東呼吸器症候群（ＭＥＲＳ）感染者と接触し、自宅で隔離措置が取られている対象者１３３人が無断で隔離区域を出て、現地警察がこれらの人々の行方を追跡している。
韓国国会安全行政委員会所属の新政治民主連合のユ・デウン議員は１４日、警察の情報により、２－１０日に、ＭＥＲＳ自宅隔離者とＭＥＲＳ疑似感染者のうち１３３人は保健当局と連絡が取れず、無断で隔離区域を出てしまったと明らかにした。
京畿道警察庁管区に隔離者が一番多く５２人、ソウルは４３人、忠清南道は１１人、全羅北道は７人、大田市は６人、全羅南道は４人、仁川市と忠清北道は２人ずつ、釜山、光州、蔚山、江原道、慶尚南道、慶尚北道は１人ずつの合計１３３人が無断で隔離区域を出た。
隔離区域を無断で出てしまった対象者は、ゴルフをしたり、講義するために大学に行ったり、路線バスや地下鉄を利用したりした。
（翻訳 金慧）
上記のような出鱈目を言っている「川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長」という奴は、6月16日のNHKのニュース番組にも盛んに出て楽観論を言い触らしていた。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150616/k10010116681000.html
ＭＥＲＳ 韓国から帰国の数人 症状なし
6月16日 18時00分、NHK
「ＭＥＲＳコロナウイルス」の感染が広がる韓国から日本へ戻った人のうち、厚生労働省が健康状態の確認を続けている人が５人前後いて、いずれも発熱などの症状は出ていないことが分かりました。
厚生労働省は「患者と至近距離にいた人はおらず、感染のリスクは低い」としています。「ＭＥＲＳコロナウイルス」の感染が広がる韓国からは、患者が確認された医療機関を訪れた日本人２人が先週、帰国していたことが明らかになっています。
厚生労働省によりますと、この２人のほかにも患者が確認された医療機関を訪れたり、患者と同じバスに乗り合わせたりした複数の人が今月初め以降、日本に戻っているということです。韓国政府は、この合わせて５人前後の人たちを念のため韓国内の自宅などにとどめる「隔離」の対象にしていましたが本人たちに連絡が届かず、日本に戻ってしまったということです。
韓国政府から連絡を受け、厚生労働省は、この人たちの健康状態の確認を１日２回、続けていますが、いずれも、これまでに発熱などの症状は出ていないということです。なかには感染してから症状が出るまでの最長の潜伏期間の１４日をすぎた人もいるということです。
「ＭＥＲＳコロナウイルス」は、せきやくしゃみなどを通じて感染するとされていて、厚生労働省は「健康状態を確認している中で患者と至近距離にいた人はおらず、感染のリスクは低い」としています。
■専門家「周囲が不安になることはない」
感染症対策に詳しい川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は「自宅での隔離対象者を調査するのにある程度時間がかかり、その間に対象者が日本に帰ってしまったことはしかたがない。症状が出ていない場合、感染力は極めて低いので、周囲の人たちが不安になることはないし、仮に同じ飛行機に乗っていたとしても帰ってきた人が発症していないのであれば感染のリスクは小さい」と指摘しています。
そのうえで、岡部所長は「韓国で患者が増えているが、街の中で流行しているというわけではないため、韓国から帰ってきた人がみんな危ないということは当然ない。患者と接触をしたか、病院に見舞いに行くなどした人が潜伏期間の２週間以内に発熱などの症状が出た場合は、指定医療機関で適切な治療を受けることが大切だ」と話しています。
ＭＥＲＳ 韓国から帰国の数人 症状なし
川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長「症状が出ていない場合、感染力は極めて低いので、周囲の人たちが不安になることはないし、仮に同じ飛行機に乗っていたとしても帰ってきた人が発症していないのであれば感染のリスクは小さい」
岡部信彦「韓国で患者が増えているが、街の中で流行しているというわけではないため、韓国から帰ってきた人がみんな危ないということは当然ない。」
画像：ば韓国いい加減にしろ速報【MERS最新情報】NHK「韓国の街中で流行してるわけじゃないから韓国に旅行してもおｋ！」
左：『21世紀の「脱亜論」――中国・韓国との訣別』 西村幸祐著 2015/4/2
中：『パラオはなぜ「世界一の親日国」なのか～ 天皇の島ペリリューでかくも勇敢に戦った日本軍将兵』井上和彦著 2015/3/12
右：『日之丸街宣女子（ひのまるがいせんおとめ）』富田安紀子著 2015/5/15
「NHKは韓国MERSの危険を虚偽で矮小化し楽観論を主張するな！」
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