1875年、江華島事件
明治新政府が李氏朝鮮に国交と通商を求めたが、朝鮮は清国の属藩であるため条約を結べないという理由で、開国を拒否していたため業を煮やした日本は、軍艦を使って江華島で大砲をぶっ放し、国交を開かせる
1876年2月、日朝修好条規(江華条約)締結
第1条、朝鮮は自主の国で日本と対等の権利を保有すること
1882年
7月、壬午の変
6人の日本人が殺害され、日本公使館も襲撃され放火される
8月30日、済物捕条約
日本は朝鮮から謝罪・賠償のほか、 公使館護衛のため駐兵権を得る
1884年12月4日、甲申の変
開化派の独立党の金玉均たちがクーデターを起こし、国王を立て大政一新を布告
事大党は清国に援軍を求め、袁世凱が2,000人の清軍を率いて武力介入したため、結局失敗に終わり、金玉均たちは日本に亡命
しかも、このとき清国の軍隊は宮廷内にいた日本人を殺害し、金玉均たちが日本公使館に逃げ込むとそれを攻撃している。
公使館も防戦したが、結局、婦人を含む多数の日本人が惨殺され、外交官たちは公使館を脱出し、日本公使館は焼かれた。
1885年1月9日、京城条約締結。朝鮮が日本に謝罪賠償
4月18日、日本と清国が天津条約を締結
――――――
天津条約
1.清国朝鮮に駐紮【軍隊がとどまること】するの兵を徹し、日本国朝鮮にありて使館を護衛するの兵弁を徹す。期限は4ヶ月後とする
2. 両国均しく允す【許可すること】。朝鮮国王に勧め兵士を教練し、もって自ら治安を護するに足らしむ。また、朝鮮国王により他の外国の武弁一人あるいは数人を選雇し、委するに教演のことを以てす
3. 将来朝鮮もし変乱重大の事件有りて日清両国あるいは一国兵を派するを要するときは、互いに行文知照すべし
――――――
要するに、日清ともに朝鮮から撤兵すること、将来朝鮮に異変が起こり両国または一国が派兵を要するときは、相互事前通知の必要を決めた。
日本の朝鮮における影響力は後退した。
1894年
3月、朝鮮政府が送った刺客の洪鐘宇が金玉均を惨たらしく虐殺
4月、甲午農民戦争(東学党の乱)が勃発
6月、鎮圧できない朝鮮政府は袁世凱に清軍派遣を要請し、清軍が出兵
このとき、清国が日本に送った通知には「属邦保護のための出兵」とあり、明らかに日朝修好条規(江華条約)と天津条約に違反していた。
日本は、この条約違反に対し、「朝鮮を貴国の属邦と認めることはできない」旨を回答し、続いて「居留民保護のため朝鮮に派兵する」と通知し派兵
日清戦争
豊島沖の海戦で先に突如撃ったのは清国の「済遠」であり、7月31日の清国政府から公使館一等書記官小村寿太郎への国交断絶の通告を受けて、8月1日に国交断絶・宣戦布告。
1994年9月17日、 黄海海戦。清の北洋艦隊、大敗
1895年4月17日、下関条約締結。朝鮮の独立は認められ、遼東半島、台湾、澎湖諸島の割譲、賠償金三億円の支払いが決定
第1条
清国ハ朝鮮国ノ完全無欠ナル独立自主ノ国タルコトヲ確認ス 因テ右独立自主ヲ損害スヘキ朝鮮国ヨリ清国ニ対スル貢献典礼等ハ将来全ク之ヲ廃止スヘシ
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