福田、日米首脳会談で、「北朝鮮に対するテロ支援国家指定を解除するな」とは言わず。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071117-00000955-san-pol
ジョージとヤス、個人的関係は希薄? 日米首脳会談
11月17日21時58分配信 産経新聞
福田康夫首相は米国訪問を終えて17日深夜に帰国。ブッシュ大統領との首脳会談では「日米同盟が日本外交の要」であることを確認し、新首相として最低限の仕事は果たせたようだ。しかし、注目されていた北朝鮮へのテロ支援国家指定解除については、会談での具体的なやりとりが公表されず、指定解除は受け入れがたい日本の立場を強く主張したのかどうか、判然としない結果に終わった。海上自衛隊の補給活動再開など、多くの課題を残した外交デビューの印象が濃厚だ。
(以下略)
首脳会談 対北テロ指定触れず 家族会「非常に残念」
11月17日16時42分配信 産経新聞
【ワシントン=有元隆志】訪米中の北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄副代表は16日、日米首脳会談後の共同発表で両首脳が、北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除問題に言及しなかったことについて「非常に残念だ。福田康夫首相に指定解除に反対してほしかった」と不満を表明した。
増元照明事務局長も「指定解除阻止に向けての私たちの思いと首相の思いが違っていたのかなという認識だ」と述べた。そのうえで「(指定解除問題で)譲歩をみせることで、北朝鮮から譲歩を引き出せると、国務省はブッシュ大統領に説明している可能性もある。『それは間違いだ』と日本側が言わないといけない」と指摘した。
飯塚さんと増元さんは今後の活動について、拉致議連などと連携しながら、米議会で指定解除反対の動きが高まるよう働きかけていく方針を示した
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福田は日米首脳会談で「日米の緊密な連携が重要だ」とは言ったらしいが、「北朝鮮に対するテロ支援国家指定を解除するな」とは言わなかった。
福田は出来れば自分自身が北朝鮮への制裁を解除したいと思っているくらいだから、アメリカに『解除しないでください』なんて言えないのだろう。
どんなに拉致問題を解決したいと言っても、やはり福田は日本人拉致被害者のことよりも北朝鮮との国交正常化が重要だという考えに変わりないのだ。
(再掲)
福田が首相になって拉致問題が解決するわけがない。
福田は日朝国交正常化を「1日千秋の思いで待っている」から金正日に腹を見透かされて利用されるだけだ。
福田は田中均らと共に「蓮池薫さん達を北朝鮮に帰せ」という立場だったし、最初から拉致被害者やその家族に冷淡だったことは有名だ。
中国新聞が9月15日付で良い記事を書いた!
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巧みな皮肉、独特の味 親子2代の首相目指す
9月15日、中国新聞
福田康夫元官房長官の父は福田赳夫元首相で、日本で初の親子二代の首相を目指す。小泉内閣のスポークスマン、官房長官を務めた。ニヒルで、巧みに皮肉を織り交ぜる発言は独特の味を出したが、二○○四年に年金未納が発覚し辞任した。
一九三六年生まれの七十一歳。石油会社のサラリーマンから政界入り。海外駐在が長く、英語が堪能という。
拉致問題や靖国神社参拝問題で、「闘う政治家」を掲げる安倍晋三首相と異なるスタンスを取った。北朝鮮との対話を重視。対応をめぐって被害者家族の批判を受けたこともあった。
○二年の小泉純一郎前首相の訪朝時。福田氏は拉致被害者の状況を伝えるため家族を別々に部屋に呼んだ。「みんな一緒の場でやって」。家族の蓮池透さんの母親が訴えると、福田氏は「黙って聞きなさい。あなた方の家族は生きているのだから」と制したという。
蓮池さんは翌年出版した著書でこのエピソードを明かし、福田氏が官房長官を辞任した時には「辞任歓迎」とのコメントを出した。
昨年五月の講演では小泉前首相の靖国参拝について「『靖国に行って何が悪い』と言えば中国も感情的になる」と批判。
「首相は中国と対話をしたいという態度だ」と、当時官房長官だった安倍首相から反論された。
趣味はクラシック音楽鑑賞と読書。ワイン好きでも知られる。
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福田が拉致被害者の家族たちに「黙って聞きなさい。」と言い放ったエピソード
小泉訪朝時、拉致被害者の生死を家族に宣告
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福田氏は断定的な口調で生存者の現状を説明しました。
でも、他に亡くなった方がいると聞いて、手放しで喜べるはずがありません。
(中略)
私の母が
「家族会は一つの家族のようなものです。こんなふうに別々に発表しないで、みんな一緒の場でやってほしい」
と訴えると、
「黙って聞きなさい。あなた方の家族は生きているのだから」
福田官房長官はそう言って、両腕でわれわれを押さえつけるような仕草をしました。
まるで、なぜ自分たちに感謝しないのか、とでも言いたげな口ぶりでした。
蓮池透著『奪還 引き裂かれた二十四年』
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福田康夫は、小泉訪朝以前から日朝国交正常化だけを願って、拉致問題を蔑ろにしようとしていた。
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国民新聞
140432(平成14年4月) 拉致問題
福田官房長官と安倍副長官が対立
小泉政権の足元、福田官房長官と安倍副長官が北朝鮮拉致問題で対立している。
よど号メンバーの元妻が有本恵子さん拉致を証言後、有本さんの両親に小泉首相が面会、拉致問題解決に積極姿勢を見せて以後、安倍官房副長官の音頭を受け拉致問題プロジェクトチームを立ち上げた。
これに対して福田官房長官が
「やめてくれ」と噛みついたという。
北朝鮮問題については外務省のチャイナ・スクールの面々がリード、彼らは国益より省益、局益を優先する輩で
「拉致疑惑が日朝国交再開の障害になっている」
と北朝鮮側の利益を抗弁、全く拉致問題解決を考えていない。
拉致問題プロジェクトチーム発足に、田中均アジア大平州局長は
「安倍先生のようなタカ派路線では解決しない」
と言い放ち、福田長官に泣きついた。
福田はチャイナ・スクールのドン、谷野作太郎前中国大使と小学校の同級生でもあり、その意を受けて安倍副長官に噛みついたという。
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国民新聞
131113(平成13年11月) 福田官房長官
「拉致はテロでない」
(一部抜粋)
10月30日行われた参議院内閣委員会で、山根隆治議員(民主党)の
「北朝鮮による日本人拉致をテロと認識するか」
との質問に、福田康夫官房長官は
「性格が違う」
とテロでないとの認識を示した。
これに対して山根議員は
「拉致事件をテロと違う認識を持つのは、先進国の政治指導者ではおそらくいないのでは」
と政府の認識に不満を漏らした。
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