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横>>真面目に考えなさい 2004/ 9/ 7 13:11 [ No.1659 / 6445 ]
投稿者 :
ezawa_tami
prin1212jpさん。
真面目に考えなさいと言う奴程いい加減に考え、現実を直視しろという奴程目を逸らしているものです。
>だから朝鮮動乱でも米ソ冷戦時代ですら使用できなかった、
朝鮮戦争の時、トルーマン大統領は戦術核兵器の朝鮮半島持込を宣言しています。
もし、戦術核兵器が中国軍に使われれば人海戦術は封じられてしまいます。
仕方なく中国は交渉のテーブルに引っ張り出されたのです。
これを「核恫喝」といいます。
政治的に核兵器を「使った」という事です。
スエズ動乱でもソ連はイギリスとイスラエルを核恫喝しています。
政治的には使われているのです。
イスラエルは第三次中東戦争の時は既に核武装して、飛行機の片道攻撃でモスクワを攻撃出来る体制を整えていましたから、ソ連は核攻撃はおろか核恫喝すら出来ませんでした。
現実を直視していない意見という他ありません。
>専門家ではないから、いつできるなどといえませんが、それほどかからない、そうみています。
と言いつつ
>攻撃されても撃ち落すミサイル防衛のほうが国家存続のためにはより有効だといってるのです
だと。
これでは国家存続の見込みが立たないと言っているようなもの。
やはり現実を直視していないらしい。
こんな答えで満足できますか?
>一方、シナは~必死になって開発していますが、とても追いつきません。
これはNPT違反。
誰も咎められないのは「核」を持っているからでしょう。
最後に、
完璧なMDについて。
この世の中に完璧な物などありません。
そんな物を期待してはいけないのです。
システム上完璧だと思っても必ず不測の事態というのが生じます。
マイクロソフトを見ていれば明らかです。
windowsは欠陥だらけでした。
同じ様にミサイルの方にも「不良品」が発生します。
現実に世界各国でロケットが打ち上げられていますが、そのうち一割は失敗しています。
技術的熟成の進んでいるであろうと思われるヨーロッパのアリアンロケットですら一割の失敗率です。
もし、MDで不良品が発生したら十万人という単位で死人の山が出来ます。
MDと雖も工業製品である限り不良品の発生は避けられません。
だから一個の目標に対して次々に打ち上げなければなりません。
確認している暇はありません。
そんな事をすれば確認できた時には対処不可能なところまで飛んできているか、既に爆発しているかもしれません。
どう考えてもお得なシステムとは言えません。
やはり、撃たさない事から考えていかねばなりません。
返信
これは メッセージ 1655 prin1212jp さんに対する返信です
追加 2004/ 9/ 7 13:53 [ No.1661 / 6445 ]
投稿者 :
ezawa_tami
>どこの国も核を使用した時点で生き残れなくなります。核攻撃で報復するかは別にして経済封鎖、国交断絶、あらゆる制裁を受けるでしょう。世界と隔絶して生きられる国は地球上にないのです。
この屁理屈は成り立たないのです。
なぜなら、
経済封鎖で崩壊した国はありません。
さらに経済封鎖は即ち「戦争」を意味するのです。
理由は「経済封鎖を受けて生きていけないのなら、派手に一発やってやろうか。」
とかえって暴発させてしまうのです。
オシャカな頭は物忘れが激しくて、1941年12月8日に何があったか忘れてしまったようです。
どこの国が核戦争を覚悟してまで他国民のために代理報復などするのでしょうか?
馬鹿馬鹿しい事この上無いですね。
1980年代、ソ連は先制核攻撃による西ヨーロッパ侵攻を考えていました。
SSー20という中距離核ミサイルでNATO軍の飛行場を攻撃して航空優勢を握り、アメリカはSS-18という大陸間弾道核ミサイルの恫喝によって黙らせる。
対核仕様にした兵員輸送車を含む戦車軍団で電撃戦を行うという計画でした。
実行されればアメリカは黙って見ている他は無かったと思いますが。
それを阻止したのは西ヨーロッパに持ち込まれたアメリカのパーシング?という中距離核ミサイルだったというのは物の本を読めば明らかです。
同害的報復手段が戦争を抑止した実例です。
返信
これは メッセージ 1655 prin1212jp さんに対する返信です
キューバ危機 2006/ 5/11 0:38 [ No.5138 / 6445 ]
投稿者 :
kanazawa_sanetoki2004
ソ連も持っていたしアメリカも持っていたのですよ。
キューバ危機の事の起こりは元々アメリカがトルコに核ミサイルを配備したことが発端なのです。
お互いに持っていたからこそ一目も二目も置きあい、ソ連はキューバに核ミサイルを配備する事を中止し、アメリカはトルコに配備した核ミサイルを撤去したのです。
このようにアメリカもソ連も互いに一目も二目も置きあったからこそ危機を回避出来たのです。
どちらか片方しか核を持っていないのであれば、言う事を聞かざるを得なかったのです。
只根拠も無くツッパラカっていたのではないのですよ。
実例は幾らでもあります。
1946年 イランに侵入したソ連軍はアメリカに核恫喝されて自国内に叩き出されました。
1953年 アメリカは朝鮮半島に戦術核兵器の持ち込み宣言を行い、満州を核攻撃するとシナを核恫喝した。
結果、朝鮮戦争の休戦交渉にシナは引っ張り出された。
1954年 フランスがディエンビェンフーで大敗。アメリカは再びシナを核恫喝しジュネーブ会談で休戦を成立させている。
1955年にもアメリカはシナを核恫喝し蒋介石の台湾撤退を援護している。
国民の命なんか屁でもないというシナもソ連も何も出来なかったのですよ。
毛沢東の強がりは全く通じなかったのです。
君も毛沢東なんですよ。
返信
これは メッセージ 5132 sadatajp さんに対する返信です
同盟 2006/11/12 2:02 [ No.6908 / 6908 ]
投稿者 :
kanazawa_sanetoki2004
同盟があるからといって必ずしも応援されない。
応援するかしないかはその時々の都合による。
一例としてスエズ動乱(第二次中東戦争)を挙げる。
第一次中東戦争での国連の親イスラエル的立場にアラブ諸国は不信感を強めていた。
エジプトにはナセル大統領が登場し、王政を打倒して共和制を敷き、イスラエルの脅威に備えて軍備拡張を行おうとした。
しかし、西側諸国は武器を売ってくれなかったので、ソ連製武器をチェコ経由で調達した。
これが反西側的行動と映り、アメリカ、イギリス、フランスはアスワンハイダム建設の資金援助を凍結。
ナセルは1956年7月だったか?スエズ運河国有化を宣言、運河の通行料をダム建設の資金とする心算だった。
スエズ運河の利権(株式)はイギリスとフランスが持っていて、国有化は両国にとって、とても承服できないところである。
英仏はイスラエルを巻き込んで奪回を図る。
計画は、当時ティラン海峡を封鎖されて困っていたイスラエルをシナイ半島に侵攻させる。
英仏軍は停戦監視、兵力引き離しを名目に出兵して、スエズ運河を奪回してしまおうとした。
計画は図に当たり、英仏軍はスエズ運河に駐留出来た。
しかし、余りにも手際が良すぎた事から、英仏イスラエルの陰謀が発覚した。
一方そのころソ連は民主化運動が盛んになったハンガリーに介入(ハンガリー動乱)。
アメリカはソ連を批判したいがあまり、スエズ動乱を早期に収束させたかったので、英仏イスラエル非難に廻る。
この間にイスラエルとイギリスにソ連の核恫喝があったのであるが、アメリカの支援が得られないので、スエズ運河から撤兵するしかなかった。
ティラン海峡は国連管理となって封鎖が解けたイスラエルは成果を挙げるが、英仏の権威は地に堕ちた。
イスラエルとフランスはこの戦争以来、核開発に拍車が掛かるのであった。
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