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ノモンハン事件4・壊滅的打撃を受けたのは関東軍ではなくソ連軍だった!『ノモンハン戦場日記』ノモンハン会=編(新人物往来社、1994年)・第2次大戦見直しに反発=ノモンハン事件70周年-ロ大統領



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ノモンハン事件3
壊滅的打撃を受けたのは関東軍ではなくソ連軍だ
『ノモンハン事件の真相と戦果―ソ連軍撃破の記録―』小田洋太郎・田端元共著(有朋書院、2002年)
第2次大戦見直しに反発=ロ大統領
http://blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/41697519.html

のつづき



http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009082600778

第2次大戦見直しに反発=ノモンハン事件70周年-ロ大統領

>メドベージェフ大統領は演説で、「戦いで日本の関東軍は壊滅的打撃を受けた」とし、同事件でのソ連側の勝利が第2次大戦全体の行方にも影響を与えたと指摘。




ノモンハン事件は、関東軍も苦戦したが、ソ連軍の被害は関東軍を遥かに上回っていた。
壊滅的打撃を受けたのは関東軍ではなくソ連軍だった!
スターリンは大損害に耐えかね、停戦に焦っていた。


―――――
『ノモンハン事件の真相と戦果 ―ソ連軍撃破の記録―』小田洋太郎・田端元共著(有朋書院、2002年)


第二次ノモンハン事件

 6月17日にジューコフは越境禁止命令を解除し満州国諸点、甘珠爾(カンジュル、ハルハ河から40粁の地点)、ハロンアルシャン、アムグロ、ハルハ廟の爆撃をし、地上軍はジャミンホドク、チャガンソウル・オボ、ツアガン・オボで満州国軍を攻撃して、日本を挑発した。第二次ノモンハン事件の開始である。教科書の9月開戦は間違いで、9月には終っている。

 6月27日になってようやく関東軍は敵領土内のタムスク飛行場を爆撃し、大戦果をあげた。主権国家の軍と関係ない武装勢力が基地としている場合は、その主権国家に取り締まりを要求できるが、取締るべき主権国家軍(この場合、ソ蒙側)が目的意識をもって越境侵入し、爆撃をしている事実は、その主権国家が越境侵略の責任を負わねばならないから、日本が基地を攻撃するのは当然の権利であり、非難する方がおかしい。日本側が敵領土内の基地攻撃を控えたのは外交的・戦略的判断からに過ぎない。

 以上を見れば、ソ連側は昭和9年以来、外蒙古にソ連軍を大量に入れる事を目指し、侵略的態度で機会を窺っていたのが分かる。

 ソ連は日本がシナに総兵力の70%以上を出兵しているため、ノモンハン事件前年の張鼓峰事件では激しい軍事行動を起こして日本の出方をみた。(その以前から双方の飛行機は事故で相手の地上に不時着していたが、日本側は常に乗員と機体を返還しているにも拘わらず、ソ連側は機体も乗員も返還していない。ソ連を恐れていると見られても仕方ない)そして、日本の不拡大方針を日本に軍事的余裕がないと見て、世界赤化の一環たるポーランド侵略を前に外蒙方面を安全にする為に国境交渉委員の協調派も処刑して、内務省下の国境警備隊に事件を起こさせたのである。

 前年の張鼓峰事件で日本が飛行機を出して攻撃し、譲歩しなければ、ノモンハン事件は起きなかったかも知れない(昭和19年の夏以降もソ連軍は飛行機、船、トラック、兵員で意識的に国境を数キロ侵犯し、放火、拉致、発砲など81件を行い、日本側の反発力を見ている。これは、しばしば交戦となり人馬に損害が出ている。また、満州国側でも13件の発砲やら接近をおこない示威行動をしたと抗議をされているが、この反発力を示すのも国境維持の必要行為であろう)。

 一方、日本の想定する主戦場は満州で、ここに正規師団を配備し、蒙古地方には防御と持久戦を目的として新設師団(簡単にいえば速成で、訓練と装備が不十分で人員も60%だった)を配備し、装備も良いものは満州と本土に温存しており、積極的な進撃は想定していなかった。外蒙古軍を対象にして考え、ソ連軍が相手とは考えていなかった為である。

 「東洋およびアジア全体を席巻しようという野望をもった日本軍部がハルハ河畔一帯にわたってしかけた大きな挑発であった・・・・・尠なくともソ・モ側の兵力が敵するものでなければ、モンゴル政府のいうように、今日、モンゴルの独立はなく、第二の満州になり下がっていたのである」(田中克彦『モンゴル・民族と自由』)という見解は、まず日本に外蒙占領の意図のないこと、及び「侵さず侵さしめず」という、国境保全の基本方針を無視したもので、論外である。また、後述するが、満州国の本質を誤解している。これは、ソ連の外蒙侵略を正当化する為のものであり、ソ連の外蒙粛清支配の批判がなく、当時の蒙古人の反ソ感や日本人への親近感(それ故に蒙古人を粛清した)、そして、日本の不拡大方針を知った上でのソ連の国境侵犯を無視している。

 外蒙政府はソ連に征服された傀儡政府になった事とソ連の挑発を書くべきである。



 (参考)ソ連・外蒙側のいう日本の野望とは、昭和13年頃の8号作戦計画、対ソ作戦計画の試案で、甲案は従来通りの満州東部・北部からの攻撃案に対して、乙案として初めて蒙古に目が向けられたものだが、補給線に難点があり、研究段階で廃案になったもので、この8号乙案を日本の世界侵略案の証拠の如くいうこと自体、思考に信頼性のない事を示すものである。

 東京裁判でウエッブ裁判長は「参謀本部を有する国は何れもかかる計画を持つ」と言い、有事時の作戦計画に過ぎず、侵略とは関係ないと見解を示した(アメリカは日露戦争後すでに、対日作戦計画を作っており、東京裁判でも指摘された)。

 明治44年(1911)、中華民国の革命騒動にまぎれてロシアの後押しで外蒙は大蒙古国として独立したが、日露戦争後ロシアは満州侵入の報復計画を作り、

 1、外蒙古からの東進攻路
 2、ブラゴエスチェンスクからの南進攻路
 3、シベリアからの西進攻路

の3ルートからの同時攻撃を予定して、外蒙古の庫倫(今のウランバートル)に歩兵1ヶ旅団、砲兵1ヶ連隊、騎兵1ヶ連隊が駐屯していたから、蒙古経由の進撃案はロシアの方が早いし、実行している。そして昭和14年2月、ウランデーとウランバートル間の鉄道が開通しているのが発見され、新聞は「ソ蒙新ルート、外蒙制覇の鉄道完成」と報じている。

 また、「支那を征せんと欲せば、まず満蒙を」なる田中上奏文なるものが日本の世界征服案の証拠の如く言われたが、これは当初から多くの矛盾点により後時代の偽書と断定されたもので、戦後、張学良の秘書、王家?が自ら作成した経過を回顧録で発表してケリがついた(秦郁彦著『昭和史の謎を追う』)。

 (参考)コミンテルンとは「共産主義国際機構」で1919年レーニンが創立し、世界の共産主義革命運動を指導し、各国の共産党を絶対服従させた。つまり、世界侵略案の本家はソ連で、ゆえに防共協定(1936年)ができたのであり、ソ連が侵略されるなどは、自国の非を隠蔽するもので、原因はソ連の世界赤化の侵略案にある。

 第二次ノモンハン事件の開戦地点は、ソ連側の唱える国境線からでも20キロ入った満州国の将軍廟であり、ソ連軍の侵入であったのを注意せねばならない。日本軍はソ連軍を追い払い、そのまま終らせる積もり増強もせずにいた所、大損害を受けたソ連軍は、(外蒙確保のため、停戦に持ち込むために)いかなる犠牲も払えとのスターリンの命令で8月20日に日本軍に大攻勢をかけたのである。

 日本側の増援軍が終結した頃に停戦になった。ソ連はソ連の唱える国境線を確保できず、東南部ではむしろ日本軍が進出していたが、その回復をせず、ソ蒙相互援助条約を遂行せずに停戦に応じて、9月15日、日ソ協定を結ぶと、2日後にはポーランド侵略を開始した。

 ノモンハン事件でソ連側は、ソ連軍の損害9284名、日本軍に損害は5万2千~5万5千名と発表したため、日本軍の大敗と信じられたが(当時の日本軍の参戦者は延3万以下で5万もの損害が出るはずがない)、これはスターリンの粛清を恐れたソ連の将軍達が誇大の勝利と過小の損害を必要とし、常に実数の2~3倍の損害を与え、ソ連の損害は僅少と報告したからである。

 しかし、実情は全く違う。ソビエト体制の崩壊による公文書公開でソ連側の大損害が判明した。


損害状況   戦死    負傷      合計
日本軍   8,741名  8,664名 17,405名
ソ連側   9,703名 15,952名 25,655名
 (ソ連側損害は最新の数字、『ロシアの記憶』モスクワ軍事出版社、1998年による)

―――――


つづく






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