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「アジアの『嫌われ者』は中国だ」櫻井よしこ.......アジア各国の日本観

[特集]「 アジアの『嫌われ者』は中国だ 」

『週刊新潮』 '05年9月29日号
日本ルネッサンス 拡大版 第183回
櫻井よしこ

(一部抜粋)

日本人は、自分たちはアジアで嫌われている、歴史の加害者だから常に肩身の狭い想いをしなければならない、と思い込んでいないか。

9月15日から3日間にわたって台北で開催された「アジア民主化のための世界フォーラム」(WFDA)の第1回ビエンナーレでは、そのような感じ方を根底から覆す発言が相次いだ。

WFDAは非政府組織(NGO)であり、同会議には、東南アジア諸国連合(ASEAN)の代表をはじめインド、中国、韓国、米国、カナダ、ドイツ、フランスなど、計39カ国の代表が集った。各国の代表は、政府系研究機関からNGOまでさまざまな人々だった。

彼らが一様に指摘したのは、“アジアの民主化を潰し”、幾千万の人々を“不幸に陥れている”元凶は中国政府だということだった。彼らの中国政府に対する批判は驚くほど強く、反対に日本に対しては、インドやASEAN諸国と共に、より積極的にアジアに関与すべきだという。嫌われているどころか、日本は大いに期待されているのだ。


21世紀の植民地主義

中国の野望はアジアのみならず世界に覇権を確立することである。その方法は対外的には、アジア各国の代表たちが指摘したように物言わせぬ力による恫喝と支配であり、現代の植民地政策と非難されても仕方のないものだ。民主主義の促進を論じた台北での会議では、そのような政策で中国は一体誰を幸福にしたのかとの疑問も出された。

通常の民主主義国家では想像出来ない大悲劇を生み出し続けてきた中国は、現在も中国共産党の面子と権威を守るために、国民を犠牲にしたことを覆い隠す。そのような政府が、国民を幸福に出来るはずはない。その国に他国を幸福に導くことなど出来ない。

こうした長い議論のなかで、アジアの人々は言うのだ。日本にもっと、前面に出てほしい、日本こそが先頭に立って、インド、ASEAN諸国と共に、アジアのために働いてほしいと。

日台関係の絆の深さからみても、日本は台湾をはじめ、アジア全体の民主化や自由に対して責任があると彭氏は強調した。それは、日本への期待の表明でもある。


日本が果たすべき責任

民主化会議では、軍事力増強と覇権主義が顕著な中国に対する悲観論と楽観論が交叉した。両論あったとはいえ、アジア各国の中国に対する恐れは、日本にいるだけでは想像出来ないほど強い。そして、皆が一様に指摘したのは中国外交の恐るべき巧みさだった。江沢民時代は強硬ぶりが目立っていたのが、胡錦濤政権の下で柔軟さを打ち出し始めたことを、アジア諸国は新たな脅威と受けとめている。

アジア諸国は、そのような、一見よいことに見える種々の働きかけによって、中国に対する抵抗感が薄まり、遠からず、長期的に中国に実質支配される状況に陥ることを恐れている。だが、“よいこと”に対する反対論の構築は常に難しい。また受け入れられにくい。巧みな中国に対しては抗(あらが)い難い状況がそこかしこで生れつつある。

だが、日本に出来ることは多い。まず、アジア諸国への勇気づけだ。一例は、アジアの民主主義の行方を占い、象徴するケースでもある台湾の自立の現状を力強く支持することだろう。日本は今年2月、米国と共に台湾問題の平和的解決を図るべしと言明した。初めて日本がこの種の政治的発言をしたことを台湾のみならずアジア諸国は深く心に刻んでいる。彼らにとって、それは民主化に向かって大国日本が皆と一緒に進んでいくとの勇気づけなのだ。

日本の役割は自由と民主主義の促進というカードを掲げ、その価値観を中国に突きつけていくことだ。だからこそ日本はどの国よりも自由と民主主義、法秩序遵守の旗手とならなければならない。

第一歩は中国の横暴と恫喝と無法に対して日本の立場を冷静に主張していくことである。東シナ海の海底資源、教科書問題、靖国参拝問題などにおいて、筋の通らない妥協は一ミリたりともしないことが、アジア諸国の期待に応えることにつながる。




アジア各国の日本観を紹介

http://www.jiyuu-shikan.org/faq/A03.html

見たい国の国旗をクリックしてみてください。

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