■冨田メモの徹底検証
http://homepage2.nifty.com/khosokawa/opinion08k.htm#_第2章_公開の経緯と報道の結果
第2章 冨田メモ公開の経緯と報道の結果
(3)公開の時期と政治利用
(一部抜粋)
「創価学会に関わっている」「現宮内庁高官」といえば、私の知る範囲では、風岡典之氏がいる。風岡氏は、国土交通省次官から宮内庁次長になった。平成16年9月から現職にある北側国土交通大臣とは、国交省時代から関係が深い。
(4)事前に今上天皇のご了承はない
『文藝春秋』9月号の鼎談で、作家の半藤一利氏は、次のように語っている。
「日経によると、記事を出す前日には、宮内庁を通じて今上天皇にも、富田元長官のメモを報じることと、靖国メモの内容をお伝えしたそうです。宮内庁からは、わかりましたという返事があったという」
この発言を読んで、富田メモは昭和天皇のお言葉であるという印象を強くした人が多いに違いない。決定的と思った人もいるだろう。
日経は、こういうことを自社の記事には書いていない。半藤氏を通じて、社会に流そうとしたのだろう。半藤氏は、日経のスポークスマンなのだろうか。日経の立場を代弁し、日経の報道姿勢や報道内容を正当化するのに、協力しているようなものである。私はそのことに引っ掛かりを覚えた。
「宮内庁からは、わかりましたという返事」だったというが、日経の記者が、直接天皇陛下に申し上げたわけではない。仮に「わかりました」といったところで、宮内庁の内部で天皇陛下に報告がされたかどうかは、わからない。宮内庁の責任ある立場の人間が、語らない限り、半藤氏の言うことをそのまま鵜呑みにはできない。
この半藤発言について、日本文化チャンネル桜が8月19日に放送した「報道ワイド」という番組で、キャスターの高森明勅氏(拓殖大学客員教授)が、重大な報告をした。
番組は、最初に半藤発言の載った雑誌の一部を移した。それに続いて、半藤発言について、高森氏はこの番組のキャスターをしている高森だと名乗って、宮内庁に質問をしたという。これに対する宮内庁の答えは、「メモの公表に関して、事前の相談や事実関係の確認はなく、天皇陛下のご了承ということはありえません」という返事だったと言う。
半藤氏は、日経の言っていることを「わかりましたという返事があったという」と伝聞形で述べているが、高森氏は「事実を捻じ曲げる誤った発言」であるとして、番組を通じて半藤氏に訂正を求めた。
半藤氏は、速やかに意思を明らかにすべきである。また、責任は当然、日本経済新聞社にある。日経の杉田社長は、国民の前に立って、訂正・謝罪をすべきである。
富田メモで日経or半藤が嘘を付いた可能性!
http://www.youtube.com/watch?v=aIWA2GrTz0Y
(平成18年8月19日 OA)
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