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原爆投下そのものは許せない=久間防衛相
7月1日12時36分配信 ロイター
[東京 1日 ロイター] 久間章生防衛相は1日、フジテレビの報道番組で、第二次世界大戦での米国の原爆投下に関し「原爆投下そのものは許せない」との認識を示した。
また、6月30日の講演での一連の発言を「訂正する必要はないと思う。誤解されているところがあるとすれば説明が必要で、それは私の説明責任」と強調、自身の進退について「そのような内容ではない」と述べた。
同氏が30日の講演で米国の原爆投下を巡り、「しょうがない」と発言したことに対し、野党などから批判が相次いでいる。1日のテレビ朝日の番組に出演した中川昭一自民党政調会長は「私の考えとは違う」としたうえで、「久間氏にきてもらって、真意を聞いてみたい」と話した。
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非難されている久間も、非難している多くの連中も、全く建設的な話をしていない。
久間が誤解を解くと言うならば、現職の防衛大臣らしく、だからこうするという具体的提言をする方が良い。
例えば、「今後は広島や長崎のような日本への原爆投下をさせないために日本も核武装するべきだ。」とか、あるいは、「核シェルターの建設」でも良いだろう。
この機会に核シェルターの話をしよう。
広島原爆の時に爆心から500m以内で生存した人は78人いた。
爆心から170mの地点で被爆した広島県燃料統制組合の野村英三さんは、被爆時に地下室に居たので助かり、84歳まで長生きした。
2005年8月5日にやってたTBSの番組で、爆心地から僅か260mの場所に居て生き残った女性を紹介していた。
銀行員だったので、被爆時は銀行に居たそうだが、おそらくコンクリートの壁のお陰で助かり、79歳(2005年8月時点)でご存命だった。
核シェルターさえ作っておけば爆心の真下でも生き残れる。
核シェルターも作らず、全く役にたたないMDに莫大な税金を費やし、実戦での迎撃成功率が1%~9%しかないMDについて「日本のMD迎撃率は99%」(3月~6月24日)などと大嘘を吐いている久間は、己のMD利権の為なら国民の命はどうでも良いと思っているのだ。
なお、今後、被爆を避けるためには、何といっても日本が自主的な核抑止力を保有するのが一番だ。
2006/10/22(日) 午後 5:19の当ブログ記事より一部抜粋
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被爆者を水戸黄門の印篭にした日本の非核・反核運動の神通力の崩壊。このことを考えるとき、いつも私はあるTV番組を思いだす。1998年。インド・パキスタンの核開発動向が世界を揺るがしていたときの画像。NHKのニュースだったか特番だったか私にとって印象的なシーンが放映された。
反核を訴える日本の大学生がパキスタンとインドで廣島-長崎の被爆写真展を開催し、インドとパキスタンの市民に直接反核を呼びかけた活動の紹介。私はその時のパキスタン人の男性のコメントが今でも忘れられない。
悲惨ですね。
この(被爆して背中一面に火傷を負った)男の子はどうなったのでしょうか。
この、死んだわが子を抱きかかえた婦人はどんな気持ちだったでしょう。
私は核武装には今まで賛成ではなかったのですが、この写真展に来て気持ちが変わりました。私は自分の家族をこんな目にあわせたくはない。ですからパキスタンは核を持つべきだと思います。第二次世界大戦の時に日本も核兵器を持っていたら、こんな悲惨な目にはあわなかったでしょうからね。今日はどうもありがとう、と。
このコメントを聞いていた東京から来たボランティアの女子大生は、自分の主張や世界観が世界のそれとあまりにも隔たっている現実を突きつけられ泣くこともできず、しばし呆然と立ち尽くしていた。
でもね、先進国の都会から来た大学生のお嬢さん、このパキスタンの方の感想が世界の常識というものだよ。蓋し、核兵器に善悪を問うのは間違いなのである。少なくとも、日本の反核論者の「核兵器=悪」の価値判断は普遍的ではない。
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「なぜ北の核に沈黙するのか」78ページ「諸君!」2003年1月号より
評論家の加瀬英明さんはかつて「トルーマン政権による原爆投下の決定に参画した」ジョン・マックロイさんにこう尋ねたそうです。
加瀬氏
「日本がもし原子爆弾を一発でも持っていて、アメリカのどこかに落とすことができたら、日本に核攻撃を加えたか」。
マックロイ氏
「もし、日本があの時に原爆を持っていたとしたら、使用することはありえなかった」
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したがって、久間の発言に対して、昨夜、「核廃絶が日本の使命」などと寝言を言っていた安倍首相もどうかと思う。
日本国民の生命と財産と自由に対して最大の責任を有する首相が、本気で世界の核を廃絶できると考えているとしたら実に情けない。
もっと現実を直視して将来を見据えた建設的な議論に発展することを望む。
参議院選挙での「維新政党・新風」の議席獲得が望まれる。
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