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投稿者 :
rekisisiranai
日本の戦争責任
責任なし42 蒋介石を対手とせず
これは「責任なし41南京、虐殺話の製作」の続きです。
日本は、南京陥落の後、またぞろ和平の話を持ちかけました。条件は前より少し厳しくなりますけど。参謀本部は最初、前のままでやるつもりだったのですが、内務大臣から「これで国民が納得するかね」と言われ、やむなく修正したのです。
そうすると蒋介石は案の定、講和を拒否しました。
昭和13年1月2日、ドイツ大使トラウトマンが返事を聞きに来ても蒋介石は会わず、変わりに王寵恵外交部長が会いました。
王部長が、「独大使が回答を催促している」と報告すると、蒋介石は
「日方所提条件等於征服與滅亡我国、與其屈服而亡、不如戦敗而亡之為愈」
(日本の条件は我が国を屈服して滅亡させる為のものだ、屈服して滅びるよりは、戦って滅びる方がよい)
と大声でわめき、王部長に「応即厳詞拒絶」 (断固、拒否せよ) と命じました。
その翌日、国民政府は正式に次のように決定します。
「否認将派代表赴南京與日方議和」 (日本との和平交渉の為に代表を南京に派遣することは認めない)
明確な和平拒否です。しかしながら、この決定は極秘にされ、独大使には伝えられませんでした。
‐‐‐‐
その為、日本が待てど暮らせど返事が来ません。日本は回答の期限を逐次延期してきましたが、しびれを切らして、12日に「最終期限は15日」と伝えました。
この日本の意思は独大使から王部長に伝えられます。
その時、独大使から聞いた話で “日本政府と大本営が連日会議をしている” との情報を王部長から聞くと、蒋介石は 「倭今日始知対華戦争非長期不可乎!」(それじゃ日本は、やっと中国との戦いが長期戦以外に無いと気づいたのか) と述べ、「それなら、中国はますます有利になる。国際情勢は必ず、反日親中国の味方をもたらす」と述べたのです。
何という事でしょうか。
日本は勝ち戦にも関わらず、こちらの方から和平を持ちかけているというのに。
厳しくなったと言っても、別に領土を要求しているわけではありません。前の条件が非常識なくらい譲歩していたので、少し戦勝国らしい体裁を繕っただけです。
日本は、被害者なのに辞を低くして和平を持ちかけ、常に善意で接しているのに、加害者の中国は負け戦でありながら、この態度です。
蒋介石は和平拒否の方針を決めていますので会議も開きません。その上で、王部長は独大使に回答文を手渡しました。
その内容は 「日本側の要求は漠然としているので、何も決定できない。具体的に示してくれ」 というものです。
この回答には、さすがのトラウトマン大使も唖然としました。さんざん待たされた挙句に何の討議もせず、時間稼ぎのこれです。
‐‐‐‐
この回答は、1月15日に大本営政府連絡会議にかけられます。
政府側は 「中国側に誠意なし、交渉を打ち切るべし」 と主張しましたが、軍部の方は 「打ち切るのは尚早、今一度、交渉すべき」 という態度でした。
参謀総長も 「詳細が中国側に伝わっているのかどうか、確かめる必要がある」 と言いました。
参謀本部や軍令部などは、中国の要求に応じて何としてでも講和に持って行こうとしたのですが、蒋介石の腹を見抜いた広田外相は断固打ち切りを主張しました。
ここに、 “軍部が和平を主張し、政府が戦争継続を主張する” という、逆転現象が生じたのです。
広田外相は 「永き外交官生活の経験に照らし、支那側の応酬ぶりは和平解決の誠意なきこと明瞭なり、参謀次長は外務大臣を信用せざるか」 と迫り、
政府側は内閣総辞職を掛けて臨んだので、統帥部も折れざるを得ませんでした。
(内閣崩壊は対外的に悪いイメージを与え、中国につけこまれるから)
そして、政府は1月16日 「爾後(今後)、国民政府を対手とせず」 と宣言しました。
これを、「近衛首相は早まった」と言う人もありますが、蒋介石に和平の意思が無い以上しかたのない事でしょう。
この後、日本は南京に自治政府を作らせ、長期戦に備えます。そして国家総動員法を制定しました。
これからは、蒋介石の望む長期戦です。
しかし、日本としては、あての無い、ゴールもなきゃ目標もない、いつ終わるとも判らない、前途暗澹たる戦争です。
多田次長は、それを恐れていたのです。
日本は、戦争を望んでいなかったのですが、中国がそのつもりだから仕方がありません。
つづく
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━━━━━━━━━━━━━━
映画「南京の真実」第一部「七人の『死刑囚』」完成試写会
◆ 日程変更のお知らせ ◆
http://www.nankinnoshinjitsu.com/
━━━ 平成19年11月29日 ━━
平素は映画「南京の真実」製作に、ご支援、ご鞭撻を賜り、まことに有り難うございます。
皆様のご支援、ご協力のおかげで、映画「南京の真実」第一部「七人の『死刑囚』」の撮影は、あと数日のロケーション撮影にて、完了する予定です。
映画製作にはよくあることではありますが、さまざまな要因で、当映画の撮影日数が延びました。連日、朝早くから深夜まで、時には朝日を見るまで、と強行軍の撮影でした。
疲労から照明スタッフの1人が脚立から落下し、手首を骨折するという事故も起こりましたが、何とかほぼ無事に撮影を終えられそうです。
撮影は、緑山スタジオオープンセットでの実質6日間(セット建て込みとバラシは別で10日間)を終え、日活撮影所でのスタジオ撮影は、1日の休日もなく、連続12日間(建て込みとバラシで別に1週間)の撮影を終えました。
月末数日間のロケーション撮影を終えますと、オールラッシュ、粗編集作業やCG編集、色彩調整、劇音楽録音、整音、サウンドエフェクト入れ、音ダビング作業、フィルムキネコ起こし等々の作業と続きます。
これまで皆様に予告してまいりましたように、私たちはぎりぎりのスケジュールで、何とか12月14日に、完成披露試写をさせたいと努力してまいりましたが、
諸部門の様々なトラブルや撮影の延長等によって、完成された映画作品として皆様に見ていただくには、時間的にもう少し余裕がほしいとの声が、監督からも、他のCG処理や編集、音楽担当からも上がりました。
そこで、最も大切なのは、最良の状態の映画を作り上げ、皆様に観ていただくことだと判断し、12月14日の日程を変更させていただき、「1月完成披露試写」とさせていただこうと決断いたしました。
なお、12月14日は、兼ねてより予定しております九段会館にて、昼の部・夜の部共に「南京の真実」撮影完了報告大会という形で、当映画予告編をお見せする他、「南京の真実」についてのイベントをと企画しています。
南京陥落記念日の翌日の試写会を楽しみにしていた皆様には、まことに申し訳なく、お詫び申し上げますが、どうか、「南京の真実」の映画完成度を磨く時間をいただきたく、私たちの苦渋の決断をご理解をいただきますよう、何卒お願い申し上げます。
くらきより冥き道にぞ入りぬべき はるかに照らせ山の端の月 和泉式部
※12月14日並びに1月の試写会の詳細は、追ってご連絡させていただきます。
株式会社チャンネル桜エンタテインメント
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