台湾の震災被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
さて、シャープ買収を強行しようとしている台湾の「鴻海(ホンハイ)精密工業」の郭台銘(かく たいめい)会長について述べる。
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20160206/ecn1602061800003-n1.htm
シャープ買収へ鴻海焦り 月内決着急ぐが…破談リスクも
2016.02.06、ZAKZAK
トップ会談後、署名入りの文書を公開した鴻海の郭会長=5日午後、大阪市のシャープ本社
シャープ買収を狙う台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘会長(65)はなぜ焦っているのか。5日にはシャープ本社を電撃訪問し、8時間のボス交渉を行った。月内の最終合意へ急ぐが、両社の間には不協和音も生じている。
「交渉のハードルは90%乗り越えた」
5日夕、シャープとの交渉を終えて満足そうに語った郭会長。同日中に最終合意の契約を結び、旧正月にあたる春節(8日)前に一足早くシャープの「爆買い」を済ませるという当初の思惑は外れたものの、「優先交渉権を得た」と主張。シャープの高橋興三社長と連名の署名入り文書を誇らしげに掲げた。
しかし、シャープ側は即座に「優先交渉権」の事実を否定。両社の主張に食い違いが生じた。
世界有数のメーカーである鴻海だが、シャープのブランドを手に入れ、米アップルなど大手ブランド企業の下請けから脱却したいという悲願がうかがえる。
さらに、多くの製造拠点を置く中国での人件費の高騰で収益が圧迫され、従業員から労働環境への不満の声も出るなどビジネスモデルが曲がり角に来ている。
郭会長の大言壮語に対するシャープ側の不信感も残る。事業解体やリストラはしないと明言していたが、5日には太陽光パネル事業の切り離しや、40歳超の中高年社員のリストラを示唆。29日の最終契約締結を目指すが、交渉がこじれて破談となるリスクもある。
台湾の「鴻海(ホンハイ)精密工業」(フォックスコン)は、アップルのiPhone(アイフォーン)など電子機器の製造を請け負い、支那の巨大工場で大量生産している、売上高15兆円の世界最大手「下請け企業」として知られている。
会長の郭台銘(かく たいめい)は、「テリー・ゴウ」という英語名を持ち、日本でも「テリー・ゴウ」と呼ばれることがある。
日本の官民ファンドである「産業革新機構」の傘下入りでほぼ固まっていたシャープ再建策に、直談判で「待った」をかけ、7000億円を投じて買収しようとしている。
日本の経済産業省などは、液晶技術の国外流出を懸念している。
郭台銘(かく たいめい、テリー・ゴウ)は、外省人(第二次世界大戦の支那大陸での国共内戦後に、台湾に逃れてきた支那大陸人)夫婦の子供として1950年に台北で生れた。
近年、郭台銘(かく たいめい、テリー・ゴウ)は、支那の工作員のような言動が目立ち、台湾国内では支那寄りの国民党を露骨に応援する売国奴となっている。
しかし、以前は、韓国人を非難したりして興味深い人物だった。
http://japanese.joins.com/article/031/154031.html
台湾企業家「日本人は後ろから刺さないが、韓国人は…」
2012年06月20日11時47分、中央日報日本語版
台湾のフォックスコンの郭台銘会長が韓国を見下す発言をして波紋が起きている。
台湾メディアによると、郭会長は18日、新北市のフォックスコン本社で開かれた株主総会で、「日本人は前で嫌いだと話しても絶対に後から刺してこないが、高麗棒子(韓国人の蔑称)は違う」と話した。
また、郭会長は中国と日本の領有権紛争が起きている釣魚島(日本名・尖閣諸島)についても、「釣魚島を買い入れ日本と共同開発したい」と発言し中国人ネットユーザーの非難を浴びている。こうした事実が明らかになると、中国のネットユーザーらは「製品不買運動をしなければならない」などと郭会長を非難した。
郭台銘会長が「日本人は前で嫌いだと話しても絶対に後から刺してこないが、高麗棒子(韓国人の蔑称)は違う」と言ったのは、おそらく次の出来事が原因だ。
鴻海にとって、サムスンは顧客の一社という関係だった。
ところが、2010年末、鴻海が買収した液晶パネルメーカー「奇美電子」が、価格カルテルで欧州連合(EU)から業界最大の課徴金を課された。
この時、カルテル情報を積極的に調査当局に流したサムスンは、課徴金を全額免除された。
その頃、鴻海にとって最大顧客のアップルも、サムスンの盗作問題などで激しく対立していたため、その代理戦争の意味合いもあって、郭台銘は猛烈な反サムスンとなった。
この頃に郭台銘は「シャープの液晶を使って、鴻海でテレビを組み立てれば、サムスンとの価格競争に絶対勝てる」とも言った。
それでも、尖閣諸島について「釣魚島を買い入れ日本と共同開発したい」と発言し、支那人ネットユーザーから「製品不買運動をしなければならない」などと非難を浴びた頃から、支那ベッタリの言動が際立つようになった。
そして、最近では、郭台銘は、支那が大好きで、台湾の売国奴という印象が定着してきている。
2012年以降、支那の習近平が掲げ続ける「中国の夢」(中華民族の偉大なる復興)について、郭台銘(かく たいめい、テリー・ゴウ)は、「中華の血が沸騰」、「中華民族の子孫として血が沸き立つ」 と述べた。
このようなことだから、台湾の選挙では、支那寄りの国民党の応援演説に立つ。
2013年に台湾の国民党政府が支那と締結した「サービス貿易協定」は、台湾にとって不利な条項が多く、台湾国民にとっては酷い売国協定だった。
例えば、「支那人はどんどん台湾に移住して商売やってOK!」だが、一方「台湾人が支那で商売やるなら台湾の会社の株式を51%を支那政府に渡せ!」という内容だった。
結局、支那企業の台湾進出は容易となって、台湾国内の中小企業が不利となり、反対に台湾企業の支那進出は支那政府に支配されたままとなる。
支那の狙いは、台湾に更なる経済的・政治的影響力を強化し、台湾併呑に道筋をつけることにあった。
そのために台湾国民の大多数が反対したが、台湾の与党・国民党は翌2014年3月に立法院(国会)で、強行採決をしようとした!
議席数で負ける野党側に抗うすべはなかったため、台湾の学生たちが怒り、立ち上がり、立法院(国会)に突入し、議場を占拠した!(詳細記事)
「サービス貿易協定」の厳正な委員会審議を求め、立法院(国会)議場を徹夜で占拠した台湾の民間団体の学生たち=2014年3月19日
その時、郭台銘は、「民主主義ではメシは食えない。民主主義は経済力に依存しているんだ。競争力、向上力、各種活動の背後にはいずれもコストがあるが、(デモなどの)見えないコストがどれだけ国家のリソースを消費しているか。…民主主義はGDPには何の役にもたたない。民主主義が国家の重要な人材、政府のエネルギー、治安維持の警察力を浪費している」などと語り、国民党の売国政策に怒って立ち上がった台湾学生たちを非難した。
上記の売国発言によって、郭台銘は、台湾の学生などから相当嫌われているようだ。
また、鴻海(ホンハイ)精密工業=フォックスコンは、国民党政権の下で、台湾銀行から不当に巨額の融資を受けているとの推測もあるようだ。
「経済評論家、投資家」の深田萌絵という人がブログで、次のとおり述べている。
http://ameblo.jp/fukadamoe/entry-12125738528.html
シャープ株 みずほ銀行がシャープにホンハイ選べと圧力
2016-02-06 16:22:37
(一部抜粋)
ただし、台湾ニュースのコメント欄には、台湾人からホンハイへの厳しい突っ込みが入ってます。
コメント「(金の無い)ホンハイの金はどこから出てきてる?全部、台湾銀行が貸してるだけだろ?新政権になったら、徹底的に捜査してくれ」 と馬政権とホンハイが癒着して、インチキ融資をしてることを怒ってる市民の様子。
コメント2「テリーゴウよ!台湾から借りた金を先に返せ!!!お前の会社は、民間企業の負債総額最高の会社だぞ!2014年第3四半期までの累計負債は1.3兆台湾ドルだぞ!!(日本円で4兆円くらい)」
と怒ってる様子です。
テリーゴウは焦ってる。
アップルのトムクックがアップルの売上が落ちてきているので眠れない日々を送っているからだ。
テリーゴウはアップルからの発注で生きてるので、アップルが低調になると薄利ホンハイの危機なのだ。
ホンハイの下請けに対する支払いタームは180日から240日、360日へと、ドンドン引き延ばされてると台湾の中小企業は悲鳴を上げている。
ホンハイこそ危機にあるのです。
テリーゴウがシャープ買収すれば、今度は日本人の銀行預金をテリーゴウ様に差し上げてシャープを買収し、シャープの資産だけテリーゴウ様に献上して、町工場ホンハイはブランドを手に入れて倒産の危機から免れられるというシナリオですね。
シャープは、よくよく考え、道を踏み外さないようにしなければならない。
●関連記事
シャープ「サムスンに複写機事業を提供」→キャノンなど「おい馬鹿やめろ!」→提携交渉打ち切り
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5180.html
(一部抜粋)
>半導体や液晶でも日本は韓国との提携を機に技術流出した。今回はひとまず失敗を繰り返さずに済んだようだ。
1990年代以降、サムスンは世界の半導体市場を席巻したが、サムスンに対して1970年代に真っ先に半導体技術を教えたのは、実はシャープの副社長だった!
http://agora-web.jp/archives/1522600.html
「シャープの凋落に元副社長の佐々木正氏の影あり?」
2013年03月05日11:30
(要約)
70年代、サムソンの李健熙(イ・ゴンヒ)現会長がシャープの佐々木正氏を訪ね、半導体の技術をせびりに来た。
佐々木氏が自社(シャープ)を説得してサムスンに半導体技術を教えた。
それがうまくいくと、味をしめたサムスンは今度は液晶の技術をせびり始めた。
佐々木氏はいったんノーと言ったが、李会長の部下たちがどんどん盗んでいく。
そこで結局は「与えられるものはどんどん与えて、感謝してくれればいい。少なくともシャープの味方にはなるだろうとね」と、液晶の技術を教えた。
そしたら、なぜかサムスンがシャープを相手に特許訴訟を起こした(理解不能)
佐々木氏の回顧:「あれはサムスンが情けなかった。李さんは、シャープに感謝しとるからね。李さんがトップに復帰した後、直接話をして、和解しました」(笑)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
技術をせびるだけせびり、盗むだけ盗んだサムスンの李健熙(イ・ゴンヒ)会長は、今、次のようにうそぶいている!
ttp://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20130306/ecn1303061814009-n1.htm
韓国の暴言に堪え忍ぶシャープ “誇り”より“金”でサムスンと電撃提携!?
(一部抜粋)
■「日本は力が抜けた」カリスマ会長の暴言
昨年1月。米ラスベガスで開催された世界最大の家電見本市「CES」で、サムスンのイ・ゴンヒ会長は会場内を見て回り、「日本はもう力が抜けてしまったようだ」と、なかばあきれた表情で、日本の家電各社が展示した最先端の家電製品を酷評した。
サムスンは、日本の優秀な技術者をヘッドハンティングし、その技術力で世界の頂点に上りつめたともいわれている。それにもかかわらず、イ会長の言葉に象徴されるように「もはや日本はライバルではない」といった発言が散見され、なかには「シャープやパナソニックは二流技術」とまで口にするサムスン関係者もいるという。
連結売上高16兆円超のサムスンにとっては、100億円の出資でシャープの主要株主となれるメリットは大きい。液晶事業だけをとっても、シャープが業界に先駆けて事業化している新型液晶「IGZO」は魅力のひとつだろう。
韓国と関われば、碌なことにならないのは、「あの国のあの法則」に裏付けられており、歴史が証明している。
「あの国のあの法則」からは何人(なんぴと)たりとも逃れることは出来ない。
上述のように、シャープ自身も、法則どおりに、サムスンに痛い目に遭わされている。
それにも懲りず、この期に及んで、【多数の先端技術】&【保守や消耗品などアフターサービスのノウハウ】まで、サムスンに丸ごと提供しようとしていたシャープの学習能力は、皆無と言って良い。
左:「そうだ難民しよう! はすみとしこの世界」はすみとしこ著(2015/12/19)
中:「余命三年時事日記」余命プロジェクトチーム著 (2015/12/17)
右:「三島由紀夫が生きた時代 楯の会と森田必勝」村田春樹著(2015/10/20)
左:カゴメ ふくしま産トマトジュース食塩無添加 スマートPET 720ml×15本
中:Panasonic 32V型 ハイビジョン 液晶テレビ VIERA TH-L32C6
右:『日本の自立 戦後70年、「日米安保体制」に未来はあるのか?』西村幸祐著、ケント・ギルバート著 (2015/8/7)
「シャープは道を踏み誤るな!」
と思う人は、↓クリックお願いします。↓
∧_∧
( ・∀・) よろしく
( ∪ ∪
と__)__)
テーマ:政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル:政治・経済