http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070714-00000021-rcdc-cn
洞庭湖のネズミ、すでに食べられていた!ゲテモノ闇市場で追跡調査―広東省広州市
7月14日20時10分配信 Record China
2007年7月15日付けの報道によると、湖南省洞庭湖周辺で農作物を食い荒らし大問題になっている20億匹のネズミの一部がすでに広東省広州市のゲテモノ闇市場で売られていることが判明した。
ネット界でも「ネズミは殺さず広東へ運んで食べよう」という提案がされ、大騒ぎになったこの20億匹のネズミ。すでに広州市内のレストランで料理として出されているとの情報を得た記者が調査したところ、これが事実であると確認された。【 その他の写真はこちら 】
記者は湖南省からネズミを売りにきた男性との接触に成功。男性によるとネズミ収穫時期は冬なのだが、今年は洞庭湖のネズミのおかげで夏でも良く獲れると説明。なぜ広州市に持ち込むのかとの問いに「広州人は金持ちだし、ゲテモノ好きだからね。言い値で買ってくれるよ」と答えた。ちなみにネズミ500gが20元(320円)以上で売れるとのこと。
この闇市場では洞庭湖の田ネズミのほかに、山ネズミ、センザンコウ、イノシシ、そしてSARSの原因といわれたハクビシンまで売られていた。
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ねずみが市内のレストランで料理として出されている。
ただ、ネズミは体内に寄生虫や病原菌を持っており、広東省では近年、ネズミが原因と見られる流行性出血熱の発症率が増加しているという。
決して真似をしてはいけない。
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「20億匹のネズミ、殺さないで食べよう!」とんでも提案にネット界は大揺れ―中国
7月13日8時24分配信 Record China
2007年7月12日、湖南省洞庭湖の水位上昇で住みかを失った20億匹のネズミが、農作物を食い荒らし大きな被害をもたらしているため、洞庭湖周辺地域ではネズミ対人間の大戦争が勃発しているとの報道は、中国国内で大きな関心を呼んだ。
中国のインターネット界でもさまざまな意見が飛びかったが、あるネットユーザーは「ネズミは殺さないで、生きたまま広東省に運んでくれば、1匹1元で売れるから20億元(320億円)の売り上げになる。ネズミはうまいぞ」と提案した。【 その他の写真はこちら 】
現代の日本人には悪い冗談にしか思えないが、この書き込みに多くの賛同者があらわれ、「ネズミは確かにうまい」「俺も小学校の頃に食べたが、ブタ肉よりうまかった」などの意見が続出した。
「机や椅子以外はなんでも食べる」と言われる広東人だが、「ネズミは体内に寄生虫や病原菌を持っているので決して食べないように」と、広東省疾病抑制センターは警告している。広東省では近年、ネズミが原因と見られる流行性出血熱の発症率が増加しているという。
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別のニュースによると、すでに薬剤大量散布で225万匹のネズミの死体があるというから今後も沢山食べられることだろう。
ただ、いくらでも確保できるとなると、今後はネズミの価格が下落することが予想される。
相場とはそういうもので、唐末に戦乱が激化した時には、犬や豚など他の動物の肉、あるいは米よりも人肉の方が安かった。
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時の政府は医学と「忠孝仁義」という伝統倫理のイデオロギーを結合させ、食入を奨励した。
しかも食用人間の飼育や兵糧としての「乾尸(屍)」、「塩尸」が歴史に登場し、市場では人肉の公然販売も開始された。
まさに食人の全盛期である。
こうした事実は『唐書』『新唐書』や『清史』といった正史だけでなく、『資治通鑑』『続資治通鑑』『明紀』、そしてアラビア商人が書いた『シナ・インド物語』、マルコ・ポーロの『東方見聞録』などでも知ることができる。
ではなぜ唐の時代から人肉が公然と市販されるようになったのか?
その原因を、私は唐末の戦乱の激化と貨幣経済の発達にあると見る。
私の研究では、まず唐以後に各大都市で販売された人肉はたいてい、犬や豚など他の動物の肉、あるいは米より安かった。
たとえば 『資治通鑑』中の「唐紀」によると、九〇二年の西京鳳翔城の肉市場では、一斤当たりの価格が人肉で百銭、犬肉で五百銭だった。
というのは、争乱や飢僅の影響で家畜の値段や米価が高騰したのに比べ、人間のほうはいくらでも確保できるため、自然と人肉の価格が下がったというわけだ。
また男の肉は女の肉より安かったようだ。
顧山貞の『客●述』では、一六四七年当時の四川では「男の肉が一斤七銭で、女の肉は一斤八銭で市販されている」とある。
黄文雄著『日中戦争は侵略ではなかった』
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(●はさんずいに眞)